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百年の仕事、千年の仕事/貝殻アパート企画室より

100年の仕事、1000年の仕事と思って、やっていこう。

年の瀬に、この言葉が思い浮かびました。

今までだって、そのような思いはありましたが、はっきりと言葉をもって自分のなかに強くあります。

貝殻アパート企画室や本間自身のちいさな企画や絵や詩の取り組みの一つ一つを、百年の仕事、千年の仕事と思って、取り組んでいこうと思います。

出来上がったものを見ても、はたから見たら、そういうふうには、思われないかもしれませんが、自分の気概だけはしっかりと、持っていきたいと思います。

いつだって、何が本当の正解か、わからないこともありますが、考え考え、思いを巡らせながら、100年、1000年に想いをはせて、丁寧に取り組んでいこうと思います。

作品そのもの、技術や想い、物語、人それぞれの残したいもの、よりよくなっていってほしいと思う願い。

そういう気持ちがある、企画、人と、仕事をしていきたいし、そういう作品に出会いたい。

デザインや、絵や、言葉を扱う仕事の方はたくさんいるわけですから、うちの企画室、私は、こういう想いだよ!と、ここに書いてみることにしました。

といっても、急に何かが変わるわけではありませんが、デザインや装丁や色の濃さ、言葉の一つ一つも、もしかしたら、何か変わっていくかもしれません。

2022年12月31日 貝殻アパート企画室代表/詩画家 ほんまちひろ 

プロフイール写真
©photo by Arisa Iida/Chihiro Homma.2022

「同声(混声)合唱とピアノのための まちの音」(音楽之友社)

まちの音
「まちの音」楽譜

合唱曲ができました。

6曲からなる組曲で、2022年6月に初演があり、楽譜は音楽之友社から出版されています。

『同声(混声)合唱とピアノのための まちの音 BREATH OF TOWN for Equal Voices or Mixed Chorus and Piano』

作曲:寺嶋陸也 詩:ほんまちひろ

1.窓のうた 2.カナブン 3.水をのむ 4.書道教室 5.珈琲屋の猫 6.窓

「友だちの季節・まちの音をうたう会」(音楽の友ホール)の初演の動画がございます。お聴きいただければうれしいです。

この「まちの音」は、2020年4月に寺嶋陸也先生から詩のご依頼をいただき、12月に詩を書いて、寺嶋先生に託しました。

曲に合わせて、詩の言葉など、文字数とか結構変えるのかなあと思っていましたが、

最初にかいたままで、次にご連絡が来た時には曲が出来上がっていたので、おお!と思ったのでした。

話すように書いた詩なので、話すようなお気持ちで歌ってもらえたらうれしいです。

(本、楽曲に関しては、音楽之友社へお問い合わせください。)